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WBSAオフィシャルサイト update: 2010-10-04


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NO.1

エモーションをつけるサロン

Bias03.gif*コンプレックスをなくせ
一般的なストレス発散としては、遊び、食、スポーツ、ショッピングなどや人に悩みを聞いてもらう。マッサージやたばこ、お酒もそれぞれのコンディションに応じてほどよくするのもよい。スポーツ観戦や映画などを見て主役と同一視してストレスを発散しエモーションをつけ希望を持つのもよいが、それらは持続性がなく一時的なストレス発散になってもコンプレックスをなくさなければ、本当の意味のストレス解消にはならない。特にテレビは決められた時間帯に決められたことが次々と与えられる受身体でいるだけで、何の疑問もなく通り過ぎていくことが多く、自分自身を鈍化していく結果となる。
それよりも、コンプレックスとなる前に自分自身のストレスと向かい合い、解決の糸口を見つけ出すこと、また同じようなストレスを持つ仲間のグループを作り話し合うなど能動的に動くこと、何か自分の能力(好きなこと)を活かす趣味を探し心のコミュニケーションを持つことも大切にすべきである。
情報に惑わされストレスを拡大してコンプレックスを蓄積する前に、分析することが大事である。マクロの世界を知り理解するとマクロの世界も開けて情報の分析も容易になる。マクロの世界の五感を通じて自分自身が満足するものを発見し、心のリラックスができるスペースを作るのも大事だ。自分自身が理解できると自信のエゴが機動力になり前進することも可能となり、潜在能力を生かして前進すればやがてマクロの世界も広がる。他人のことも理解できる。大切なことは、人は自分のエモーションを持てば不可能と思っていたことも可能となる。この希望がコンプレックスを解消する方法である。
ストレス、コンプレックス、リラクゼーションの本当の意味を理解し知り、それをお客様へのエモーションのヒントとして与えることが、サロンには必要となるであろう。


NO.2

人を癒すサロンとは

Bias02.gif*五感の重要性
人間の感覚器官として、五感を大切にしなければいけない。五感とは、視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚の五つである。この五つの感覚によりストレスを感じ取り、それが多く溜まるとコンプレックスやプレッシャーになる。人が生活するためには多かれ少なかれ多少のストレスは逆にエモーション(動機づけ)となり、必須であるが、但しこのストレスが大きくなり人の許容範囲を超え大きくなると、内臓疾患と同時にあらゆる病気の要因となる。このストレスを中和するためにリラクゼーションが必要になってくると言えるのである。
リラクゼーションをする際に注目する点として、
視覚の観点(色や形):色は中間色、形は円形がいいだろう。
聴覚の観点(音):音楽の世界では自然の音、中間的ハーモニー(和音)がよい。
臭覚の観点(アロマテラピー):微かに香る心地よい香り、強すぎないこともポイントだろう。
味覚の観点(旨み):素材の味を生かすこと、やさしく安心できる味がよい。
触覚の観点(マッサージ):筋肉、神経をリラックスさせることが重要である。
五感は個人により差があり、その人その人に合う方法を取らなければならない。特に臭覚、味覚の場合はその人のヒストリー(生まれ育ちの環境)により相違がみられる。

特に理美容業界はこの五感を容易に活かせることができる大変重要な職業の一つであろう。なぜなら、聴覚を活かす顧客とのカンバセーション(会話)が必須であり、心臓のリズムに近い髪を切るハサミの音が人間の最高のリラクゼーションを与えてくれるからだ。視覚の世界としては、鏡に映る自分を見ながら、自分自身の再認識ができる。その再認識とは何らかに対する価値観、鏡との対話による自己満足により行われる。神は脳の一番近くにあり人間のアンテナの役割を果たしていて、触覚神経の一番デリケートなところである。理美容サロンに行けば誰もがそのデリケートな髪を切ることを一任し(人間は潜在的に子供の頃から頭を撫でられることが好きある。)同時に、頭部に触れられることによりリラクゼーションを得ることができる。たかが一時間程度の時間であるが最寄りの理美容サロンに行けば触覚、視覚、聴覚という人間の大切な三感によるリラクゼーションが容易にできるはずである。月に一、二回理美容サロンに行くことは手軽にできるストレスを癒す方法であり、それを欲するのが人間であるはずであろう。
サロンには人の持っているストレスを癒すノウハウが必要であると同時に持っていいなければならない。我々顧客は、たかが一時間ではあるがストレス解消による明日への意欲を持ちことができるのも、理美容師の力も一端を担っているであろう。理美容サロンは形、色の美しさだけではなく、内面的ストレスを解消の場でなければいけない。その意味で21世紀の最先端を行く職業とは理容師、美容師であり、さらに人間のストレスを癒やさせることのできる場所づくりに励んでほしい。


NO.3

成功の法則①

Bias01.gif*理美容サロンの意義
現在の理美容サロンに於ける顧客との会話といえば、ほとんどが”お世辞”的になり、人と人とのつながりに必要な信用とか、その土地代々の風土的情緒が失われている気がする。何故かと言えば、第一にあげられることは“情報過多”である。例えば、雑誌、テレビ、インターネット等によるニュース通信のスピードアップにより、まだそのニュースが理解できていない状態に新しいニュースがどんどんと入ってくる現代の情報社会がある。これを何回となく繰り返すために、そのニュース情報を完全を理解不能(ギブアップ)してしまうか、もしくは十分な理解なく理解(これは非常に危険なことである)したようなつもりになり自分自身をも理解できなくなっている人がたくさんいる。このような情報提供に振り回され、本来の顧客との相互信頼に力を入れない理美容サロンが増えているといえる。理美容業界を含めどのようなビジネスにおいても顧客との相互信頼をめざさない業は衰退へとたどるしかないのである。
当然ながら、理美容サロン、理美容師自身の質の向上も必要である。質を上げるために学習勉強会とか、さまざまな催しを企画されてはいるが、本当の質の向上には人間の最も大切な信用を得るために本物が必要であり、常に本物を求めている顧客に応えることである。本物とはその人にとって何らかの価値、すなわち、その人が大切にしているもの、嘘のないものであって、理美容サロンにとっては、顧客への嘘のない美と顧客へのリラクゼーションを与えることが必要である。たとえ一時間であろうともそれらに専念することにより顧客との信用関係が得られ、本物の意義が理解することができる。


NO.4

成功の法則②

Bias08.gif*成功の秘訣
これからの時代に必要なことは“本物思考”である。本物思考とは物でいうと製造・販売・購入者の三者が皆満足するもので、嘘のない製品、商品である。嘘のない製品が製造されれば販売も容易であるはずが、現状においては非常に困難なことである。それは購入者の製品に対しての知識不足により、良いものとそうでないものとの比較ができず、実際、そうでないものが良いものとして市場に多く出回っているからだ。しかし、製造者が真実性を持って購入者の望んでいるもの、満足できる製品(もしくは望んでいる製品に近いもの)を作り提供することが“本物思考”である。一般顧客は宣伝に載っている製品だけは知りすぎてしまって、本当に良いものへの価値観がずれてしまい(異なってしまい)、まさに価値観は操作され変化している。しかし、ものの目的、価値自体は基本的には変わっていない。このものの目的価値について本当に考え、本物を生み出す人が、これからの21世紀に成功を得ることのできる人々だと信じている。


No.5

展望(理美容業界)

Bias07.gif*哲学を持つ
これからの時代は、いわゆる従来のプロフェッショナルといわれた人々は必要とされない。医者が医者であるのは当たり前だ。理容師や美容師が理容師や美容師の仕事をするのも当たり前である。そもそも専門家と呼ばれるプロフェッショナルは、己の専門知識を盾にそれを知らない人に対して優越感を味わっているだけである。まさに専門性を示すために相手の知らないような専門用語を使って強要しようとすることで優越感を味わっている専門家ばかりが氾濫している。何のためにする会話なのだろうか。これまでのやり方では、ただただ聞き手のコンプレックスを助長しているだけで、ほとんど詐欺状態であったといえる。会話とは話し手と聞き手がお互いに理解しあった時に初めて成立するものではないか。
これからの時代の変化に食われないためにも、人は(理美容師)ヒューマニズムの重要性を理解し、人間がいかに生きるべきかと考えることが必要だ。自分自身を発見し、自身のフィロソフィーつまり、自分自身の哲学、すなわち悟りを持つべきである。